越冬じゃがいもとは?

越冬じゃがいもとは、収穫したじゃがいもをすぐに出荷せず、低温の環境でひと冬の間じっくりと寝かせてから出荷するじゃがいものことです。
北海道など寒さの厳しい産地でよく行われている方法で、時間をかけることでじゃがいも本来の味わいを引き出していきます。
坊主の商店でご紹介している越冬じゃがいもは、北海道十勝地方の生産者「株式会社なまら十勝野」さんが手がけたものです。
十勝の冷え込む気候を活かし、収穫後のじゃがいもを低温で熟成させることで、味の変化を楽しめる一品に仕立てています。
同じじゃがいもでも、収穫してすぐのものと、ひと冬越えたものとでは、食べた時の印象が変わってきます。
越冬することで甘みやホクホク感が増す理由

じゃがいもは、低温の環境に置かれることで、内部に含まれるでんぷん質が少しずつ糖にかわっていく性質があります。
これは「低温糖化」と呼ばれる現象で、寒さの厳しい時期を越えたじゃがいもほど、この変化が進みやすいとされています。
そのため、収穫してすぐのじゃがいもに比べて、越冬じゃがいもは甘みを感じやすくなるといわれています。加熱したときのホクホクとした食感も、この時間をかけた熟成によるものです。
なお、長期間貯蔵することでじゃがいもの表面にシワが出たり、やわらかさが出てくることがありますが、これは熟成が進んでいる証ともいえる変化です。見た目の印象だけで判断せず、味わいの違いを楽しんでいただけたらと思います。
坊主の商店では品種を選べます

坊主の商店の越冬じゃがいもは、「メークイン」「男爵」「北海こがね」「キタアカリ」「はるか」「さやあかね」の6品種からお好みのものをお選びいただけます。
メークインは煮崩れしにくく、なめらかな食感が特徴とされ、カレーやシチュー、煮物に向くといわれています。男爵はホクホクとした食感が特徴で、粉ふきいもやポテトサラダ、コロッケなどに向くとされる品種です。
北海こがねは黄味がかった果肉で甘みを感じやすいといわれ、キタアカリは男爵に似たホクホク感がありながら、より濃厚な甘さを感じやすいとされています。
はるかは淡い黄色の果肉となめらかな食感が特徴とされ、さやあかねは赤みを帯びた皮が特徴で、見た目の華やかさも楽しめる品種です。
料理によって向き不向きが少しずつ違うからこそ、一つの品種に絞らず、選べる形でご用意しています。
また、越冬じゃがいもは、5kgと10kgの2サイズでご用意しています。
少人数のご家庭や、まずは越冬じゃがいもの味わいを試してみたいという方には5kgが取り入れやすいサイズです。
一方で、料理をよく作るご家庭や、ご家族・ご親戚と分けたい方には10kgがまとめて楽しみやすいサイズになります。
どちらのサイズでも、品種はすべて6種類の中からお選びいただけますので、ご自宅の人数や使い方に合わせて選んでいただければと思います。
「量が多いかな?」と思う方へ

5kgや10kgというと、「一度に食べきれるか心配」という声をいただくこともあります。
じゃがいもは、保存の仕方を少し工夫するだけで、比較的長く美味しさを保ちやすい食材です。ここでは、坊主の商店としてお伝えしたい、基本的な保存の考え方をご紹介します。
じゃがいもを一つずつ新聞紙で包んでおくと、光を遮ることができ、余分な湿気をやわらげる助けにもなるといわれています。
光に当たり続けると皮が緑がかってきたり、芽が出やすくなることがあるため、新聞紙で包んでおくとそうした変化をゆるやかにしやすくなります。
包んだじゃがいもは、通気性のあるかごや箱にまとめて入れておくと、湿気がこもりにくくなります。新聞紙が湿ってきた場合は、適宜取り替えていただくと、より状態を保ちやすくなります。
じゃがいもの保存の基本は、直射日光が当たらず、風通しの良い涼しい場所、いわゆる冷暗所に置くことです。気温が高くなる時期や、日が直接当たる場所は避けていただくのが安心です。
床下や、北側の涼しい部屋の隅など、ご自宅の中で比較的温度が安定している場所を選んでいただくと、保存しやすくなります。
おすすめの食べ方

越冬じゃがいもは、シンプルな食べ方でこそ、甘みや食感の違いを感じやすくなります。蒸したり茹でたりして、塩やバターだけで味わうのも、素材の変化を楽しむ食べ方の一つです。
ホクホクとした食感を活かしたい場合は、粉ふきいもやコロッケ、ポテトサラダなどに。なめらかな食感を活かしたい場合は、カレーやシチュー、肉じゃがなどの煮込み料理に向いています。品種ごとの違いを食べ比べながら、ご家庭に合う食べ方を見つけていただくのも楽しみ方の一つです。
まとめ

坊主の商店でご紹介している越冬じゃがいもは、北海道河西郡芽室町にある「株式会社なまら十勝野」さんが、十勝産のじゃがいもを使って育て、出荷しています。
低温でじっくりと時間をかけて越冬させることで、味わいの変化を引き出しているのが特徴です。
また、一つの品種に限定せず、メークインや男爵をはじめとした6品種をご用意していることも、選ぶ楽しさを大切にしたいという思いの表れです。
商品は十勝野から直送されるため、産地から食卓まで、できるだけ余計な工程をかけずにお届けできるようにしています。
保存方法を少し工夫するだけで、まとまった量でも安心して楽しんでいただけます。
みなさまの食卓にぜひ越冬じゃがいもを取り入れてみませんか。
越冬じゃがいも(5kg・10kg、品種選択あり)の詳しい情報は、下記、商品ページでご確認いただけます。
なまら十勝野さん自慢の越冬じゃがいも、坊主の商店店主が自信を持っておすすめいたします。