カレーを作ったらじゃがいもが溶けてしまった、ポテトサラダがべちゃっとした。そんな経験はありませんか? じゃがいもは品種によって食感や煮崩れのしやすさが大きく違うため、料理に合った品種を選ぶだけで、仕上がりがぐっと変わります。
この記事では、よく見かける「メークイン」「キタアカリ」「男爵」「北海こがね」の4品種について、特徴の違いと料理別の使い分けを一覧表でまとめました。旬の新じゃがの特徴や、おいしさを保つ保存方法もあわせてご紹介します。
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じゃがいもの品種は「ほくほく系」と「しっとり系」に分けられる
じゃがいもの品種を選ぶときにまず知っておきたいのが、食感による大きな2つの分け方です。
- ほくほく系(粉質):でんぷんが多く、加熱するとほくほくとした食感になります。煮崩れしやすいので、つぶして使う料理や、素材そのものを味わう料理に向いています。
- しっとり系(粘質):きめが細かく、なめらかでしっとりした食感です。煮崩れしにくいので、形を残したい煮込み料理に向いています。
「ほくほく感を楽しみたいか」「形をきれいに残したいか」を基準にすると、品種を選びやすくなります。
メークイン・キタアカリ・男爵・北海こがねの違い
4品種の特徴を一覧にまとめました。それぞれの詳しい特徴は、表のあとでご紹介します。
| 品種 | 形・見た目 | 食感 | 煮崩れ | 向いている料理 |
|---|---|---|---|---|
| メークイン | 細長く、表面がなめらか | しっとり・なめらか | しにくい | カレー、シチュー、煮物、肉じゃが |
| キタアカリ | 丸く、芽のくぼみが赤い | ほくほく | しやすい | じゃがバター、ポテトサラダ、コロッケ |
| 男爵 | 丸く、表面がゴツゴツ | ほくほく・ほろっとほどける | しやすい | マッシュポテト、ポテトサラダ、コロッケ |
| 北海こがね | 細長い | 外はカリッと、中はほくっと(揚げたとき) | しにくい | フライドポテト、ローストポテト |
メークイン|煮崩れしにくく、煮込み料理の定番

細長い形で表面がなめらかなのが特徴です。でこぼこが少ないので皮がむきやすく、下ごしらえが楽なのもうれしいところ。煮崩れしにくいため、カレーやシチュー、肉じゃがなど、じっくり煮込んでも形をきれいに残したい料理に向いています。
キタアカリ|ほくほく感と黄色い果肉が魅力

見た目は男爵に似ていますが、芽のくぼみがほんのり赤いので見分けられます。果肉は黄色く、ほくほくとした食感が魅力です。バターやチーズとの相性がよく、じゃがバターやポテトサラダなど、じゃがいもそのものの味を楽しむ料理にぴったりです。煮崩れしやすいので、煮込み料理に使うときは大きめに切るのがおすすめです。
男爵|ほっくりした食感の、じゃがいもの定番

丸い形で表面がゴツゴツしている、昔から親しまれている定番の品種です。加熱するとほろっとほどけるような食感になるので、つぶして使う料理によく合います。マッシュポテトやコロッケ、ポテトサラダを作るなら、まず選びたい品種です。
北海こがね|揚げ物にうれしい品種

細長い形の品種で、油との相性がよいのが特徴です。揚げると外はカリッと、中はほくっと仕上がりやすく、フライドポテトを作るならぜひ試したい品種。煮崩れもしにくいので、ローストポテトや炒め物にも使いやすいです。
料理別|どの品種を選べばいい?

「今日はこれを作りたい」というときに、どの品種を選べばよいかを一覧にしました。
| 作りたい料理 | おすすめの品種 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| カレー・シチュー | メークイン | 長く煮込んでも形が残りやすい |
| 肉じゃが・煮物 | メークイン | 味がしみても煮崩れしにくい |
| ポテトサラダ | 男爵・キタアカリ | つぶしやすく、ほくほくに仕上がる |
| コロッケ・マッシュポテト | 男爵 | ほろっとほどけて、なめらかにつぶせる |
| じゃがバター・蒸かしいも | キタアカリ | ほくほく感とバターの相性がよい |
| フライドポテト | 北海こがね | 外はカリッと、中はほくっと揚がる |
| ローストポテト・炒め物 | 北海こがね・メークイン | 形が崩れにくく、焼き色がつけやすい |
迷ったときは、「煮込むならメークイン、つぶすなら男爵、素材を味わうならキタアカリ、揚げるなら北海こがね」と覚えておくと便利です。
新じゃがとは? いつものじゃがいもとの違い

「新じゃが」は品種の名前ではなく、収穫したあと貯蔵せずに、すぐに出荷されるじゃがいものことです。メークインや男爵など、どの品種にも新じゃがはあります。
一般的なじゃがいもは、収穫後にしばらく貯蔵してから出荷されます。一方の新じゃがは、とれたてをそのまま届けるので、次のような特徴があります。
- 皮が薄い:皮ごと調理しやすく、よく洗えば皮付きのまま蒸したり揚げたりして楽しめます。
- みずみずしい:水分が多く、とれたてならではの食感が味わえます。
- 長くは保存できない:水分が多い分、貯蔵されたじゃがいもより傷みやすいので、早めに使い切るのがおすすめです。
本州では春から初夏にかけて出回るイメージが強い新じゃがですが、じゃがいもの一大産地である北海道では、夏の終わりから秋にかけてが収穫の時期。秋は、北海道の新じゃがを味わえる季節です。
新じゃがをおいしく保存する方法

じゃがいもは、光と温度に気をつけて保存するのがポイントです。
- 光の当たらない、涼しい場所に置く:日光や照明に当たると皮が緑色になりやすくなります。紙袋や新聞紙で包み、風通しのよい冷暗所で保存しましょう。
- ポリ袋に入れたままにしない:湿気がこもると傷みの原因になります。
- 揚げ物や焼き物に使うなら、冷蔵庫は避ける:低い温度で保存すると、じゃがいもの中の糖分が増え、揚げたり焼いたりしたときに焦げやすくなります。
- 新じゃがは早めに使い切る:一般的なじゃがいもより傷みやすいので、届いたら早めに食べ切るのがおすすめです。
なお、じゃがいもの芽と、緑色になった皮の部分には、ソラニンやチャコニンという天然の毒素が多く含まれています。調理の前に、芽は根元から深めに、緑色の部分は皮を厚めにむいて取り除きましょう(農林水産省も注意を呼びかけています)。
よくある質問
Q. メークインと男爵、どちらがカレーに向いていますか?
形をきれいに残したいならメークインがおすすめです。とろっとルウになじむカレーが好みなら、男爵やキタアカリを使うと、煮崩れた分がとろみになっておいしく仕上がります。
Q. 新じゃがは皮をむかずに食べられますか?
新じゃがは皮が薄いので、よく洗えば皮付きのまま調理できます。ただし、芽や緑色になった部分は必ず取り除いてください。
Q. キタアカリと男爵の見分け方は?
どちらも丸い形ですが、キタアカリは芽のくぼみがほんのり赤く、切ると果肉が黄色いのが目印です。
Q. 一度にたくさん買っても大丈夫ですか?
光の当たらない涼しい場所で保存すれば、しばらく楽しめます。ただし新じゃがは傷みやすいので、ご家族の人数や使う量に合わせて、無理なく使い切れる量を選ぶのがおすすめです。
坊主の商店で選べる、北海道十勝の新じゃが

坊主の商店では、北海道・十勝の「株式会社なまら十勝野」から届く新じゃがをお取り扱いしています。この記事で紹介したメークイン・キタアカリ・男爵・北海こがねの4品種から、お好きな品種を1つ選んでご注文いただけます。
| 内容量 | 価格(税込・送料込) | こんな方に |
|---|---|---|
| 5kg | 2,800円 | はじめての方、少人数のご家庭に |
| 10kg | 4,500円 | 家族でいろいろな料理を楽しみたい方に |
| 20kg | 6,600円 | たくさん使うご家庭や、ご近所とのおすそわけに |
※沖縄県へのお届けは、別途送料1,000円がかかります。ご注文確定後、なまら十勝野より3〜5営業日以内に発送いたします。
坊主の商店のおすすめ
北海道十勝産 旬の新じゃが|4品種から選べる
作りたい料理に合わせて、品種を選べる新じゃがです。
まとめ
じゃがいもは、ほくほく系の「男爵」「キタアカリ」と、煮崩れしにくい「メークイン」「北海こがね」で、向いている料理が大きく変わります。カレーや肉じゃがにはメークイン、ポテトサラダやコロッケには男爵やキタアカリ、フライドポテトには北海こがね。料理に合わせて品種を選ぶだけで、いつもの料理がひと味違う仕上がりになります。
秋は、北海道の新じゃがが届く季節です。とれたてならではのみずみずしさを、品種の違いとあわせて楽しんでみてください。
この記事で紹介した新じゃがの販売元


